sol. 1号室.

アジア映画の感想を書いていきますー。基本ネタバレ。 2号室もあります。2号室は、アジアドラマの感想です。https://ichi-110219.hateblo.jp/

僕らの先にある道........2018

f:id:ichi_110219:20231223191417j:image

 

中国映画

ラブロマンス

 

 

ジン・ボーラン

リー・ハオウェイ

 

チョウ・ドンユイ

ティエン・チュアンチュアン

 

 

 

泣く作品は、見ないタイプ。

リー・ハオフェイが出演しているようなので

つい、見てしまいました。

 

 

先に書きます。

おもしろかったです。

号泣しましたー。

 

 

ジン・ポーラン

 映画 シンデレラはオンライン中

 

リー・ハオフェイ

 ドラマ 君が好き

 

 

ジン・ボーラン

印象、顔が違います。

映画内での

 若い頃、数年後、現在でも違います。

ですが、おおむね、お笑いの徳井くんみたい。

あ、アジアの俳優さん、徳井くん系の

イケメン多い感じがしますー。

あ、で、シンデレラはオンライン中を

見直しましたが、、、、

同じ人だとー、気づきません、私。

あ、で、本作、現在の彼は、めちゃイケメンです。

彼は、イケメンを本気だして整えると、

グッとイケメン度が上がるのですねーー。

 

リー・ハオフェイ。

わかりやすい美人の女優さんでありません。

が、惹きつけられる、魅力があります。

 

 

 

 

ストーリー。

田舎から北京へ。

お金持ちになる、成功するぞ、と夢を抱えて

上京する若者たち。

 

ジン・ボーランの実家は、料理店。

父が料理人で、自分の店で腕をふるう。

 

ジン・ボーランとリー・ハオフェイは、

仲のよい友人関係から、、、

 

晦日、お正月。

家族、親戚とあたたかな料理を囲んで過ごす。

毎年のその過ごし方を通して変化がみえる。

 

 

 

 

いやーーー、

そう簡単には、成功しません。

お金持ちには、なれません。

 

彼は、

彼女と住む広い家が欲しかった。

仕事も成功したかった。

彼女が、それを望んでいる事と思っていた。

 

ここねー。

私は、女なので、男性の気持ちが

理解できないところもありますー。

男性は、

女性に贅沢をさせてあげたいー

それが彼女のしあわせだと。

できないと、挫折してしまい、、、

別れ、というパターンの作品があります。

男性からすると、

そういう気持ちになるのでしょうね。

 

 

 

本編。

狭い部屋で、なんとか働いて、食事をして。

彼と一緒にいて、笑い合うこと、

本当にしあわせを感じている彼女。

ですが、彼は、ある時、

彼女が望んでいる(と思っている)

金、成功、家をあたえることができないー

挫折感を感じ、

彼女に背を向けて、ゲームをしている。。。

家賃がなく、半地下の部屋に引っ越す。

大好きな彼から背を向けられたら、

彼女のしあわせは、、、、、、

 

 

彼女の気持ちは、よくわかります。

ある程度の生活ができていればいいのです。

心身ともに。そばにいてくれれば。。。。。

彼が、本当に大好きな人 ならば。

 

あ、でも、

彼が大好きでなかった場合は、、、

いろいろと生活等ハードルは上がります。

 

 

 

 

 

 

ふたりが別れた後、

彼の父は亡くなりました。

亡くなる前に、父は、彼女に手紙を残しました。

亡くなった後、ふたりは再会し、

彼は、彼女に、その手紙を送ります。

 

 

........

 縁が切れても

 相手を傷つけなければいい

 

 自分の思いどおりに

 生きるのは難しい

 

 君も年老いると

 この道理が分かるだろう

 

........

    ある年 俺は駅で

 君の帰りを待っていたが

 手を触って別人と気づいた

  (彼が連れてきたのは違う女性だった)

 

 その時 悟った

 

 たとえ結ばれなくても

 俺たちは家族だ

 

   シャオシャオ よく食べるんだよ

 

 疲れたら 戻っておいで

 

  

 

 

 

 

彼が新しい彼女を連れて帰省した時。

目が見えない父。

父は、連れてきた女性の手を触って、

彼女ではない、と気づきました。

が、父は、別れた彼女の名前を呼びます。

 

 シャオシャオか?(彼女の名前)

   おなかすいたか? 帰ろう

 

ここはね、きっと、

父は、気づいてほしかったのですね。

彼、息子に、

 お前には、この女性ではないだろう。

連れてきた女性に、

 息子には、君ではない、シャオシャオなんだよ。

とのメッセージだと思いました。

 

シャオシャオにも

伝えたかったメッセージだったのですね。

目が見えない父が、

 おなかすいたか? 帰ろう

なんと、あたたかなメッセージなんでしょう。

 

 

 

この手紙を読んで、

彼女の世界に、色がつきます。

彼の世界に、色がつきます。

違う場所で、

ふたり、大声で、叫ぶ。

 

 

 

たとえ結ばれなくても

離れて暮らしていても

俺たち(父、彼、彼女)は、家族だ

 

ここだと思うのです。

 

 

タイトル

 僕らの先にある道

きっとね、ふたりは、また、結ばれると思います。

それを父は、望んでいました。

別れて、何年後かに偶然に再会し。(現在)

彼には、妻子がいるから、やっぱり、別れて。

だけど、父の手紙。

 俺たちは家族だ

心の中に押し込めた気持ちがお互いに吹き出す。

 愛している。

 

僕らの先にある道 は、

また、ふたり一緒に 同じ道になる。

 

と、思いました。

 

 

 

 

彼は結婚して、子供もいました。

飛行機を降ろされ、ホテルに泊まります。

子供から、電話。

子供なのに、部屋の全てを映せと言います。

トイレまでも。

疑っているのですね、奥さん。

電話口で、愚痴を言います。

 

彼は、大晦日、きびだんごを作っています。

キッチンにひとり。

奥さんのカナキリ声が聞こえてきます。

あまり、夫婦仲がうまくいっていないのでしょう。

 

というシーンを見せているのでね、

たぶん。

 

 

 

 

 

エンドロール

 

 ごめんの一言は、

 大切な人を失う前に

 

 愛しているの一言は

 まだ間に合ううちに

 

 

 

 

 

 

父がね、よかったです。

セリフはあまりありませんでしたが、

いろいろ深かったですー。

 

 

 

 

#中国映画

#華流

#アジア映画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに頭が痛くなるほど泣きました。

 

しあわせになるだろう、のふくみでしたが、

バッドエンド。

 

だったので、

映画 シンデレラはオンライン中 を

再見し、

ハッピーエンドのジン・ボーランを見ました。

ちょっと落ちつきましたーー。