sol. 1号室.

アジア映画の感想を書いていきますー。基本ネタバレ。 2号室もあります。2号室は、アジアドラマの感想です。https://ichi-110219.hateblo.jp/

王の涙 -イ・サンの決断-.......2014

 

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ヒョンビン

 

チョン・ジェヨン

チョ・ジョンソク

 

ハン・ジミン

パク・ソンウン

 

   (敬称略)

 

私は、史劇はあまり見ません。

ドラマは、特に見ません。

なので、

最初からよく見ないと理解できない人で。

 

 

この映画は、

イ・サン王 のお話。

2014年 と少し前の映画ですが

史劇なので、全く古さを感じることなく。

そこが、史劇のよいところです。

良い作品は、より長く愛される。

 

 

ヒョンビンは、

有名な王、イ・サン を選びました。

おそらく、

長く愛されるようにと、

思ったのではないかと、思います。

だからこそ、

渾身の演技、だったかと思います。

 

 

 

史劇は特に、

登場人物、駒の使い方が大切かと。

人間関係。血族関係。

王側か、敵側か。派閥。

女、男、子ども、年齢。

身分、貧富。

 

それぞれの生い立ち。

そして、少しの恋心。

 

 

この映画は

その関係が

抜群に良かったと思います。

 

 

いつも思うのですが、

俳優、女優陣の層が厚い。

登場人物がたくさん出る史劇に

役ぴったりの俳優、女優。

そして期待通り、ぴたりと演じる。

 

 

パク・ソンウン。

今回は、王に仕える 近衛隊長。

あの、キレっキレの怖さで、

王を護る。

ココロ強いし、コワイ、コワイ!

 

ハン・ジミン

王大妃。

まー、ピッタリでした。

こういう役の彼女の方が好きですー。

昼間の優雅な水浴びのシーンは

綺麗だし、圧巻でした。

今回は、いつも以上に綺麗でした。

 

チョ・ジョンソク。

殺し屋、です。

刺客ですか?

んーーー、よかったです!!!

川辺の石の上で、女官と話すシーンの衣装。

あれが、めちゃくちゃカッコ良かった!!

  (てか、これ、悪役じゃないのか?)

 

チョン・ジェヨン。

尚冊。

中川家の礼二に見えて、親しみを感じました。

彼もよかったですーー。

彼とは、

実は何回もお会いしていて。

こんな雰囲気の俳優さんもよいですねー。

 

 

ヒョンビン

ねー。

もーー。

セリフを言いながら、

涙を一粒とか。

もー、ねーーー。

全部、かっこいい。

マジで。かっこいい。

言うことなし。

以上。w

 

 

あー、衣装、武具、

カッコよかったですーし、

綺麗でしたね。

髪飾りも、素敵でした。

この映画は、

わりと、銀色に統一していたように思いました。

銀色の方が好きなので、

私的には、大満足でした。

 

 

 

 

 

 

 

王の涙 

 

私欲を満たすために、

王の命を狙う、老論派。

王が死ねば、平和になるのか?

否。

一部の人間だけが得をする。

 

血を流さずして、先へは進めない。

そのことを十分わかっている、王。

が、

少しでも、無駄な血は流させたくはない。

時はきた。

苦渋のイ・サンの決断。

 

 

 

 

クライマックスの戦いのシーンは、圧巻。

 

 

あーー、もう、、、、、!

 

 

ヒョンビンの見せ方、戦い方、ですね。

闇に白の衣装が映える。

威厳がありながら、戦う。

強い、強い!強い!!!

 

チョ・ジョンソク。

チョン・ジェヨン。

 

くっ!!

 

 

 

 

................

 

小事を軽んじず 至誠を尽くせ

小事に至誠を尽くせば 誠となる

誠あるものは にじみ出る

表れれば いよいよ著しく 感動を呼ぶ

著しければ 感動は変化を起こす

変化は万物を生育する

天下において 至誠を尽くす者のみが

己と世を変えることができる

 

                                         .............................

 

 

 

 

 

おもしろかったです。

 

 

 

 

 

 

韓国映画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イ・サン ヒョンビンは、

体に重りをつけて生活していました。

日々、誰にも気づかれず、

密かに鍛錬していました。

筋肉をつけるため、と、

重りを外したときに、

いつも以上に俊敏に動けるようにするために。

 

これは、

ヒョンビンと同じではないか、と感じました。

大俳優のヒョンビンであっても

人知れず、

日々の努力、研鑽は怠らない。

そんな感じがしました。

 

神様からいただいた素質と努力。

そんな俳優さんではないかな?

と、思いますーー。

 

役の イ・サン と

リアル ヒョンビン

重なるところが多かったのでは?

と思いました。

 

 

 

ラストの

ヒョンビン と チョ・ジョンソク との

一騎討ち。

ヒョンビンの剣は、

チョ・ジョンソクの身体を貫きました。

剣が、長かった、ということもあります。

が、剣が長ければ重くなります。

重くなれば、軽い剣より、剣のスピードは落ちます。

が、重ければ、軽い剣よりも威力は増します。

スピードが落ちないよう、筋肉をつけ、剣を振り。

ヒョンビンは、

朝鮮一の殺し屋(刺客)と言われていた

チョ・ジョンソクよりも努力していた、

剣才があった、ということかと思いました。

チョ・ジョンソクの剣にはツカがありません。

ツカがないことで、手が動き、手を傷つけるから

剣と手に布を巻きつけました。

この剣と命をともにする、

というキアイでもあるかと思います。

剣に自信のある人は、達人は、ツカなしを好むとか。

相手とつばぜり合いなどなく、

先に自分が切るから、、、、、

カッコいいです。

 

そんなところに、

ニヤリしていたり。

 

 

 

クライマックスの戦闘シーン、

チョ・ジョンソクの顔が

あまり見えなかったのが

かなり残念でした、、、、、、。