sol. 1号室.

アジア映画の感想を書いていきますー。基本ネタバレ。 2号室もあります。2号室は、アジアドラマの感想です。https://ichi-110219.hateblo.jp/

代立軍ウォリアーズ・オブ・ドーン........2017

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イ・ジョンジェ

ヨ・ジング

キム・ムヨル

イ・ソム

パク・ウォンサン

ぺ・スビン

 

 

レンタルの旧作映画の棚に、

もう自分が面白いという作品がない、

と、やっと諦め、、、、

    (あ、見たいジャンルとかも狭いので)

見尽くした感ですねー。

準新、新作映画を見ることにしました。

あ、というのとー、

一時の韓流ブームが去ったので、

韓国映画の作品の棚が激減してしまい。

見ようと思っていた映画が

なくなってしまいました。

韓国映画は、秀逸な作品が多いのに。

残念です。。。

 

 

個人的な考えですが、

国際的、歴史的、

いろいろあるかと思いますが。。。

極端なそういうメッセージがある作品は、別として、

普通に楽しめる作品は、

作品には、罪はないので、

全員作った人の努力の結晶なので、

排除しすぎるは如何かな、とは思います。

もちろん、

見たくない人は、見たくない作品は、見ない、で、

個人が選ぶでよいのでは?、と思ったりします。

 

 

 

この作品は、

日本が悪役。

なので、避けていましたがー

ヨ・ジング氏見たさに、見ました。

 

 

 

歴史大作。

 

全編、野外ロケ、

と言っても過言ではないかと。

 

しかも、

歴史モノ。で、戦モノ。

野原、山の中、薮の中、水の中。

登山レベル?とか、、、

昼間だけではなく、

夜のシーンもありー。

 

あの衣装を着て、帽子をかぶり、剣をふり、

歩く、走る、、、、、

 

相当な苦労だったと思います。。。

すごい!!

 

 

 

ジング氏は、世子。

宮殿で、

気が弱く、本ばかり読んでいた世子が、

王の代役にさせられ、

孤立無縁となりながらも、

わずかな側近と、代立軍とともに敵と戦う。

険しい山道を歩き、走り、

川の水を飲み、

わずかばかりの食べ物を食べる。

そして、

自分の命を守るために、

民を守るために、

弓をひき、戦い、

そして、王となる。

成長していく、世子も描いています。

これを

見事に演じています!!!

 

 

 

 

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敵を避けるには、山道をと。

輿に乗りながらの山越えは無理と、

輿を降り、

山道を歩く、世子。

いつもは、輿の中で、

まわりの風景を見たことがない。

山の中、歩きながら、

一輪の花に手を差し伸べる。

木に登るリスを見る。

木の上から差し込む光。

稜線を見る。

このあたりー好きでした。

外に出て、自然に触れ合ったこと。

それも、世子の成長させたのを感じました。

 

 

 

山の中のシーン。

世子。

あまりの不遇さと、

自分さえいなければ、という自責と、

先の見えない現実から逃げるため、

絶壁から飛び降りようとする。

今度生まれる時は、平凡な家に生まれたいと。

が!

来世などありません。

と、代立軍のリーダー役、

イ・ジョンジェがピシャリと言う。

また、彼がいいのです。

強いし、正しく判断、情に厚い。

 

ここで、世子は、ひとつ成長します。

 

 

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山の中。

住むところを追われている人たちに会う。

世子の側近たちは、チカラずくで、彼らの食料を奪おうとする。

世子が、割って入る。

 

やめろー。

脆弱な朝廷のせいで、このように住みかを追われた、

民から、食料を奪うのか!

 

くーーーー!成長著しい!!!

皆で、食事をしたあと、

代立軍のサブリーダーの歌に合わせて、

世子が舞うのですねーーー。

食料のお礼と、憂いを少しでも晴らしてもらおうと。

いいシーンでした。

 

ふっくらしていた頬は、

この映画では、こけていて、

話が進むほど、どんどん痩せていき、

目だけが、ギラギラしている、みたいな。

役作りもすごい。

 

 

 

 

世子の侍女のイ・ソム。

綺麗で、優しくて。

ふたりの優しさが同じな感じで。

また、よかったー。

 

他のキャストも、みんなよかったですー。

 

 

 

 

 

 

 

ラストもよく。

 

 

面白かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どの時代でも、

戦は、愚かかと。

 

 

 

 

韓国映画