sol. 1号室.

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ローラーコースター!……2013

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初監督 初脚本  :    ハ・ジョンウ

 

チョン・ギョンホ

 

ハン・ソンチョン

キム・ジェファ

チェ・ギュファン

キム・ギチョン

 

コ・ソンヒ

 

 (敬称略)

 

 

ハ・ジョンウ監督作品。

ない、と思っていたのに、

あれ?

なんか、見つけてしまったーーー。

 

ジャケだけみていたら、

選ばない作品ですーー。

 

 

 

コメディ。

 

 

ハ・ジョンウ監督ということで、

ゲスト出演も、豪華。

 

最初の方に出てきます。

 

 

コメディということもあってか、

色がはっきりしていて、綺麗でした。

 

 

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主役は、チョン・ギョンホ。

俳優役です。

 

彼は割とシブい役が多いんじゃないかなぁー。

なのに、

この役は、

イメージダウンになるんじゃ?ぐらいの

カッコ悪い、役です。

 

ズボン(股間) に水をこぼされ、

CAに囲まれ、みなで拭かれたり、

おしっこを漏らした?り。

女性に叩かれたり。

 

 

 

乗っている飛行機が墜落するかも?

の時に、

取り乱し、暴言を吐き

そして、神様に懺悔します。

付き合っている彼女に対してです。

カップルリングを何回も無くした、とか、

ご飯を早く食べろ、といつも言ってたとか、

疲れているから、嘘ついて会えないって言ったとか。

 

 

ハ・ジョンウ自身が、俳優をしていての

実体験を通してーの話かな?

というのが

ちょいちょい、感じます。

ファンと言われる人とのやりとり、

マネージャーとのやりとり、などー、、、

 

 

この、 

ご飯を早く食べろといつも言っていた。

というセリフ。

俳優さんって

美味しいものを綺麗な女性と

いつも食べているんでしょ?

のイメージかもだけど、

ヒトメを気にしたり、

時間があまりなかったりで。

実際は、窮屈な思いで食事をしていて。

食事ぐらいは、ゆっくり食べたい、

食べさせてあげたいのに。

彼女に対しても、

申し訳ないー、と本当に思っていた、、、

のかなーーと感じました。

 

 

 

 

ミナモト というCAさんを口説きます。

連絡先教えて。と何回もお願いしますが、

自然に、教えるタイミングを逃します。

とても、普通に、可愛いままで。

 

ラスト。

空港を出たところで偶然会います。

あれ?いないはずなのに。

それでも、懲りずに

連絡先教えて、と、聞きます。

笑顔で、はい!

とミナモトCAは答えますが、

きっと教えてはくれないのですね。

日本人って、そんなイメージなのかもしれません。

そして、俳優は、

聞けないという空気をワザと読まずに

めげずに突き進む!!

そんな職業なのかもしれません。

 

 

 

 

ギョンホ氏は、カッコいいのに、

カッコ悪い役でした。

 

 

 

ですが、

合間、合間にも、

ラストの方にも、

かっこいいーーーー、と思わせる。

 

彼の魅力と、

ハ・ジョンウ監督の演出だと思いました。

監督は、よくおわかりなのですねー。

どうやったら、

カッコよく映るか、とか。

 

 

やはり、俳優。

カッコよく撮って欲しい。

 

 

よく

わかってらっしゃるから。

 

 

 

 

 

エンドロール。

 

さりげに 

センスの良さを感じました。

 

音楽は、 英語版 愛のコリーダ 。

 

ハ・ジョンウらしさが感じられました。

 

 

 

 

 

 

 

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