sol. 1号室.

アジア映画の感想を書いていきますー。基本ネタバレ。 2号室もあります。2号室は、アジアドラマの感想です。https://ichi-110219.hateblo.jp/

私のボクサー........2019

f:id:ichi_110219:20210306132809j:image

 

オム・テグ

イ・ヘリ

キム・ヒウォン

 

 

 

ヘリ なのでねー

あんまり、、、見たくなかったのですがー

見てみました。

 

 

 

オム・テグ は、

映画 タクシードライバー に出演し、

共演していました。

で、今回、ヘリとの共演ですねーー。

 

私的、思ったのはー

映画界的に

ふたりの恋を応援しているのかなーと

思ったりしました。

 

 

 

ヘリ は、

本当に飾らなく、自然体の演技に見えます。

メイク、服装も、本当ナチュラル。

 

今思うとー、

映画 リトル・フォレスト は、

飾らない自然体のヘリと

リュ・ジョンヨル で

本当は、

よかったんじゃないかな、

と思いました。

そしたら、

失礼ながら、

もっと

こう、、、うん、、、

いい作品になっていたかもしれません。

 

ナチュラルなヘリが

キチっと飾ったり、ここぞ、と気合いを入れると

キリッと決まり、清楚な綺麗さがヒカルー。

のですねー、、、

うーーん、参りました。

 

 

 

 

 

さて。この映画。

 

冒頭。

伝統的な太鼓。

パン・ソリ。

リズムに合わせて

ボクシングのパンチを繰り出す、

ステップを踏む。

シャドーボクシング

 

空の色、水の色。

 

綺麗な画からスタート。

 

 

 

 

この映画は、

正直、あまり華やかさがありません。

綺麗とは言えない町。

お金もなく、夢破れ、

懸命に生きるわけでもなく、、、

 

けど、

オム・テグの

ココロの中に小さな火が

くすぶっている。

 

世界初、

韓国独自のパン・ソリのリズムで

ボクシングをする、

パン・ソリ ボクシング を

リング上で、花、さかせたい。

世界にしらしめたい。

 

ボクシングの館長も

ココロの中に小さな火が

くすぶっている。

彼をリングに送りたい。

ボクシング道場を

前のように賑やかに復活させたい。

 

 

 

 

派手さはないけれど、

暗めの雰囲気なのだけど、

ときおり、

クスっと笑わせる。

 

 

 

パン・ソリ を演奏する元彼女。

ボクシングにストイックだった オム・テグ。

 この時の彼が、痩せて、目もギラギラで、

 同一人物とは思えない、、、

 ところが、またすごかったです。

 

彼の無知のせいで、夢破れる人々。

 

 

パンチドランカー

元彼女との別れ

 

 

 

そこに

なにも知らない

無垢な ヘリ がやってくる。

 

彼女にダイエットのための

ボクシングコーチをしながら、

徐々に、徐々に、

消えなかったココロの中の小さな火が

大きくなっていくー、、、、、

 

 

野良犬のあたたかさ 妊娠 死 新しい命

 

元彼女の死 を知る

 

 

f:id:ichi_110219:20210307124300j:image

 

 

 

ヘリ のパン・ソリ の演奏で、

彼が生きかえる。

リズムにのり、舞う。

 

世界初

パン・ソリ ボクシング 。

 

 

 

f:id:ichi_110219:20210307124313j:image

 

 

 

 

 

 

ふたり、

お互いに好きになり、

キスシーン。。。

 

壁にうつる影 なのです、、、、、

 

純情なふたり。

あたたかな、レトロなあかり。

 

なんとも

ロマンチックでした。

 

 

 

 

 

クスっと違う意味で

笑顔になりましたが、私。

 

 

 

 

 

 

 

なんかねー、

ヘリが好きになった作品でした。

 

 

 

 

 

 

韓国映画