sol. 1号室.

アジア映画の感想を書いていきますー。基本ネタバレ。 2号室もあります。2号室は、アジアドラマの感想です。https://ichi-110219.hateblo.jp/

SEOBOK ソボク........2021

f:id:ichi_110219:20210722125822j:image

 

コン・ユ

パク・ボゴム

 

チョ・ウジン

パク・ビョンウン

 

チャン・ヨンナム

 

 

 

実は、、、

初めて映画館で、韓国作品を見ました。

 

サスペクト を見る機会があったのですが

自分のスケジュールと合わず

残念な思いをしたことがあります。

 

 

この映画は、

見たいと思っていましたがー

自分の地元で見れるとは思っていなくて。

たまたま上映を知り、

韓国映画 映画館鑑賞 となりましたー。

これも

パラサイトで韓国映画が注目され、

人気が出たおかげかな、

と思います。

 

 

ネタバレ、あり!です!!

 

 

 

 

さて!

わくわく!!

 

冒頭!!

 

どかぁーーーーーーん!!

 

くー、これこれ!!

やったぁーーー、すごーーーい!!

ニヤリでした!!

 

 

 

研究所の中、

正気のナイ顔のボゴム が、登場。

あぁー、、、ハッピーエンドないな、、、

と、予想。

 

が!韓国的、ウルトラC がある!

コン・ユ がいるーーー!

と、ちょっと信じてみました。

 

 

 

ボゴム は、

人類初クローン。

死なない。

超能力者。

というキャラクター。

初、ですね。

 

これ、しばらく流行るかも?

そんなキャラクターが

違う作品で、次々と出てくる予感がします。

 

 

んで、もって、

チョ・ウジン

パク・ビョンウン ですねー。

このお二人の人間味のない感じ。

そして、演技力の高さ。

いやいや、

大画面で見ると、

いつもより、さらに演技力の凄さが

わかりました。

まず、目、ですねー、、、

いやー、

おふたりとも、すごい!

大好きです!!

 

 

 

 

コン・ユ は、

今回は、イケメン封印です。

ボゴム との対比もありますが、

先輩俳優が、そこ封印する潔さが

コン・ユ だなーと思いました。

 

が、

ラストシーンの少し引き気味の後ろ姿。

さすがでした!!

イケメンオーラを出してないのに、

イケメンでした!!

 

演技ももちろん安定です。

 

あ、と思ったのは、

鼻の穴の右側だけ一瞬動かす、という。

ああー、、、もう、的。

 

アクションも、

もちろん、もちろん、安定です!

くっっっ!

 

 

 

ボゴム。

研究所で、作られ、過ごし、

研究所を出たことがなく

いわば、純粋培養された、彼。

その 純粋無垢 を演じさせたら、

彼の右に出る俳優は

いないんじゃないかなー。

 

 

初めて見た町。歩く町。

服を買うべく店に入った。

彼は

マジックテープ付の白のスニーカーを

手に取った。

初めて、

自分で選び

手に入れたモノだったに違いない。

 

 

彼のポイント的には、

 

白いスニーカー

海(水)

 

かなー。

 

研究所の自分のスペースに、

海が映しだされていた。

 

コン・ユ と逃亡していた時

海辺で、

砂浜に座り、海を見て、

水に触れていた。

白いスニーカーが、波で濡れた。

 

 

 

 

水は命の源。

海の水も尽きることはなく、

波も止まる止まることはない、、、

死なない自分。

本物の海を見て、

その水に自分を重ねていたのかも。。。

 

そして、彼はー

その靴で、行きたかった。

 

 

 

 

 

 

研究所に戻る。

ボゴムの母が殺されたことを知り

怒りが爆発。

超能力が炸裂する。

無敵なチカラ。

 

研究所の外に出て、

チョ・ウジン の武装集団を

一瞬にして、戦闘不能にする。

あの白いスニーカーをはいて。

 

 

そのシーン。

わたしは、AKIRA のワンシーンを感じました。

パンフを読むと

大友克洋に影響を受けたと。

よし!自分!となぜかガッツポーズ。笑。

 

 

 

 

 

圧倒的な映像美。

 

戦闘シーン。

 

アクション。

 

 

 

パンフで、

すごいスタッフを揃えた、と。

いや、すごい。

 

 

 

映画館で、見られてよかった、と、

思いました。

 

 

 

 

チョ・ウジン

パク・ビョンウン が

さらに好きになりましたーー。

 

 

 

 

 

ラストの白い鳥が、

希望、なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:ichi_110219:20210723113045j:image

 

 

 

 

 

監督さんは、

映画 建築学概論 のお方。

この映画は、

名作と言われているようで、

よく目にします。

 

独特な空気感、でした。

 

私は、ずっと、

なにかもどかしい何かを感じていて、

そのもどかしさが、残ったまま、エンドでした。

 

これが、

リアルに近い恋愛 なのでしょう、、、、、

 

 

 

監督さんのカラーは、

やっぱり、

SEOBOK にも

この 建築学概論 の感じを感じました。

 

ざっくりと

わかりやすく

分けるならば、

日本的かと。

 

大友克洋の作品 という文字を見たので

やはり、監督は、

韓国映画らしく ない、

日本映画的な、

間 とか

空気感 とか

全てをセリフで言ってしまわない とか。

景色なり、モノなり、役者の表情なりを

見て、

見る側が、考えて、感じて、

そんなのを創るタイプの

監督さんなのかな、

と、思いました。

 

 

だからこそ、

映像にこだわりー

映像美 だったと思います。

 

 

 

 

 

大人気のボゴム。

彼は、

皆、ファンが、

 じゃーーーん、ボゴム !! にっこり!!

というのを求められていること、

よくわかっている俳優さんだと思います。

 

 

その彼が

この役を受けたのは

すごいな、と思います。

 

初のタイプのキャラクターを演じました。

 

また、

そこにも、

彼にとって、大きな意味があるんだろうな、

とも思いました。

 

 

ちなみに、

彼の作品で、私が好きなのは、

 コインロッカーの女

です。