sol. 1号室.

アジア映画の感想を書いていきますー。基本ネタバレ。 2号室もあります。2号室は、アジアドラマの感想です。https://ichi-110219.hateblo.jp/

新しき世界…2013

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イ・ジョンジェ

 

チェ・ミンシク

ファン・ジョンミン

パク・ソンウン

 

    (敬称略)

 

 

これも、パラサイトの横に置いてあった映画。

 

これは、見てない!

 

よかった、見ていませんでした。

 

 

 

 

 

表向きは、大きな企業。

が、実際は、犯罪組織。

 

ダークな世界のストーリー。

 

血が出る。出る。

 

コンクリ飲ませて、

ドラム缶に、コンクリ入れて、

海にドボン。

 

まー、かなり残虐なシーンが多いです。

 

 (たぶん、今では、ここまでの残虐なシーンは

 撮影できないでしょう。たぶん。たぶん。

 そう思うと、貴重な映画かもしれません)

 

で、ストーリーは、、、

ま、いっかと思ったのですが、

んー、これは、ちゃんとみないと、って思いました。

何故か。

自分でもわからないのですが。。。

この映画は、ちゃんと理解しながら見てました。

 

 

パク・ソンウン。

本当、この俳優さん、怖い。

時には、いい兄貴役もあるのですが、

この作品の彼は、まー怖い。

 

 

対する、

ファン・ジョンミン、ですねー。

この俳優さんが、光っていました。

映画 アシュラ、コクソン、華麗なるリベンジ、

ベテラン、傷だらけのふたり。

見ました。

垢抜けない、泥くさい感じ、、、ですか。

んーー、人間くさい、というか。

 

この役は、平気で、人を傷つけるのですが、

パク・ソンウンのような、

冷酷、冷たい感じではないのですね。

 

この対比です。

 

 

 

企業の会長が事故死し、

会長争いとなる。

 

パク・ソンウンかファン・ジョンミンか。

 

ストーリー的には、

正直、ちょっと、反社会すぎて、

まともじゃない、みたいな。

 

でも、ラストまで、見ると、

はっとしました。

 

パク・ソンウンは、

時期会長になる、目前で、逮捕され、

その座から、引きずり下ろされます。

刑務所から出た時、

誰一人、迎えはありませんでした。

あんなにとりまきもいたのに、居場所はなく、

部下も誰一人なく、多人数で襲われ、殺されてしまいます。

 

ファン・ジョンミンは、

パク・ソンウンの命で、部下どもに襲われます。

ブラザーと言っていた弟分、

イ・ジョンジェは、実は警察官でした。(潜入捜査をしていた)

ファン・ジョンミンは、そのことを知りましたが、

彼を許しました。

たとえ警察官であっても、

今までの兄弟関係は、

嘘ではなく、本物だったと

思った、信じたからだと思います。

 

ファン・ジョンミンが死んでもなお、部下たちは、

ファン・ジョンミンに従い、

 (イ・ジョンジェとは兄弟関係の継続)

イ・ジョンジェについたのです。

 

この対比、ですね。

 

同じように、

彼らのルールに従い、残忍なことをしていたのに、

死際、死後が、違いました。

 

 

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ただ残忍で、ただ無茶苦茶、

だけでは、なかったようです。

 

ストーリーを理解しなきゃ、と

思わせた映画でした。

 

 

 

 

 

 

独特の韓国映画らしい映画でした。

 

 

 

 

 

 

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